こんにちは、きたろうです。
今政府が大人も勉強しなおしましょうとリスキリングを勧めていますね。
勉強すること自体はいいことだと思います。
でもちょっと待って欲しいです。
この言葉って労働者全ての人に当てはまりますかね?
スキルや資格がついたからって収入が増えるかと言われたらここは疑問です。
これって一見するといい言葉に聞こえますが、中身がないんですよね。
収入を増やすのに必要なことは利益を出すことです。
今回はそんな勘違いをしてしまわれないようなお話をしたいと思います。
勉強と収入は結びつかない
よくある誤解として勉強すると
- 資格を取る
- スキルアップをする
- 転職に有利
なんて言われますが、これは少し言葉が足りてません。
正確にいうと、資格やスキルを使って会社に利益をもたらしてそれに見合った報酬が得られる可能性がある、です。
なので
- 利益をもたらせてない
- 利益を出せても会社が見合った報酬をくれない
- 会社が求めるスキルアップができてない(曖昧な場合もあり)
これでは給料は増えません。
というか、これがほとんどの会社で起きていることではないでしょうか。
そうなるとプラスどころか投じた費用や時間だけマイナスです。
会社だって給料なんてあげたくない
会社側の立場になって考えてみてください。
従業員が少し勉強したくらいで給料を上げるなんてことはできません。
従業員の給料を増やしてあげようって思わせるにはやはり利益を上げる、これだけです。
利益を上げると勉強するはイコールにはなっていません。
むしろ勉強なんかするより多く働いた方が会社の利益になりますよね。
運送業でいうと1日に100個荷物を配達する人より120個配達する人の方が利益をもたらせてます。
給料を増やしたいのでしたらここを意識しましょう。
勉強とは楽しいもの
そもそもの話、勉強とは楽しむものです。
これは予備校講師の林修先生も言っていた言葉です。
なんでもいいんです、歴史が好きだから日本のお城を調べる、学生時代避けてた勉強を改めてやってみる、犬や猫が好きだから種類ごとに特徴を調べる。
お金に結び付かなくてもいいんです。
いちいちお金に結びつけようなんて考えるから辛くてつまらなくて続かないんです。
稼げるからと言ってスクールに通いプログラミングに挑戦した人で本当に稼げるようになった人なんてどれくらいいるんでしょうね、かなり少ないのではと私は思います。
私は稼ぎたいなら自分の好きをとことん追求した方がいいと考えています。
そんなマニアックな知識があなたに新しい出会いなどをもたらすのではと思います。
以上が勉強しても収入は増えない理由の解説です。
こんな広告を打って誰が儲かるか?
スキルや資格を取らせるスクールですね。
もう一度言いますが、勉強自体はいいことです。
ですが、収入を増やしたいと考えたときに勉強をするというのは正しい行動とは言えません。
国や会社は勉強しなさい、資格やスキルがあなたを助けてくれますなんて言いますが、これは嘘です。
あなたにとって本当に重要なことはあなたにしかわかりません。
勉強をするなら自分が本当にやりたいこと、損得でなく知的好奇心を基準にしましょう。
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