こんにちは、正社員・バイト・正社員・バイト・・・と繰り返して今はバイトのきたろうです。
先日新年会で地元の友達と久々に再開したのですが、私みんなから集中砲火を受けました。
この歳してバイト!?お前何してんの!?なんでもいいからちゃんと働けよ!!
まあ、心配してくれてるのはありがたいのですが、正直意味がわかりませんでした。
どんな仕事でもいい、正規雇用で働かないとダメだ。
私は「これ、本気で言ってるの?」と思いました。
みんなそんなにいい会社で働いているのかなと思いましたね。
私の意見としてはクソ企業で働くくらいならフリーターの方がいい、です。
これは自分の実体験から確実にそう言えると断言できます。
今回はそんな話をしたいと思います。
雇用形態の話じゃない
一番に言いたいのはこれですね。
正社員がいいって、それなら
- 休み週一
- 給料手取りで20万以下
- 残業、休日出勤あり
- 昇給は実質なし
こんな条件でも正社員の方がいいとでもいうのでしょうか?
極端な例え出したなと思うかもしれませんが、こんな条件で求人出してる会社たくさんあります。
言うまでもないですが、こんな会社で働いてもいいことなんて絶対ありませんよ。
私に正社員で働けと言った友達たちはこんなおかしな会社が世にあるってことを知らないのでしょうかね。
だとしたら世間知らずもいいところです、よく人に説教できたもんだ。
薬剤師や看護師の資格を持っていればパート勤務だって時給2〜3千円もらえます。
時給3千円だったらフルタイムで働けば単純計算で額面50万いきます。
正社員で20万、パートで50万。
どっちが良いかなんて言うまでもありませんね。
正社員のメリット
正社員の何がいいのか、私なりに考えてみました。
正社員ならできて非正規だとできないこと・・・高い買い物をする時にローンが組めるってところではないでしょうか。
リアルにそれくらいじゃないですかね?
ボーナスがもらえるというのもあるかもしれませんがボーナスない会社だってありますしね。(私はもらったことありません)
そもそもボーナスってあげないといけないものではありませんしね。
昔いた内装会社で震災案件で業績が良かった時期に職長が期待していいぞ!って言ったけど実際にはもらえなかったってことがあったな・・・それをあてにバイク買った先輩が払えなくてブチギレて社長に立て替えてもらってたっけ。
それにですが、正社員だからって高額ローンが組めるかといったらそうでもないです。
あまりに所得が低かったら組めないことも全然あります。
私が介護やってた時の資格持ちの先輩が結婚を機に家を買いたいと相談に行ったところ、あなたの収入でこんな金額のローン組めるわけねえだろ的なことを言われたと落ち込んでいました。
話が逸れましたが高い買い物をする必要ない人からしたらローンが組めるというのは特にメリットにはならないのではないでしょうか。
給料は会社が従業員に対しての思いやり
給料というのは従業員一人一人に対しての業績で決めているわけではなく、勤続年数や会社への貢献度などを考慮して決まるはずです。
総務や経理といった利益を出す職種ではない業務もありますからね。
なので私は給料が少ない会社というのは従業員のことを大事にしてないと思っています。
そりゃ懐具合もあるでしょうがそれでも手取りで20万もないなんて会社はハッキリ言って論外です。
ここまで低いと「会社の存在目的が従業員の生活を支える」ではなく「会社をなんとしても存続させる」というのが目的になってしまってます。
そんな目的に協力する必要も義理もありません。
勤め先がいつまでもあるって思ってない?
会社というものは日々誕生し、日々なくなっていくものです。
中小企業庁のデータによると設立から10年後に生き残っている会社は約30%しかないそうです。
丸の内にあるような創業100年を超える財閥系の企業だったら安心かもしれませんが日本の企業の99%は中小企業です。
今の時代会社なんていつ潰れるかわからないものです。
日本を代表する家電メーカーだってなくなってます、日産だって経営が厳しく他社と経営統合なんて話も出てます。
そう考えると正社員で働くことがいいなんて意見は正しいとは言えません。
会社の経営状況がいい悪いなんてのは一般従業員はわかりません。
出社したら会社が無くなってた、なんて話聞いたことある人もいますよね。
それ以前に年配の人をターゲットに早期希望退職を募るなんてことも全然ありえます。
今は会社が黒字でも先のことを考えてリストラしたりしますからね。
自分が定年まで会社で働けるかなんてぶっちゃけ運です。
働くから金がなくなる
働けば働くほど手にできるお金は多い。
これは間違い無いです。
ですが、働きすぎて時間がないと出費が増えます。
これに気づいていない人が結構いるのではないかと思っています。
例えば毎日帰りが9時過ぎだと家に帰って晩御飯作るのめんどくさい、お弁当買って帰ろうとなりませんか?
もっと帰りが遅いとタクシーで帰宅なんてこともしてしまうかもしれません。
長時間働いてるとストレスも多いです、そうなるとお酒や揚げ物など体に悪いものを取りがちになります。
これらは全部時間がないというのが原因です。
定時に帰ればスーパーに寄って帰って家で料理する元気もあります。
もちろんタクシーなんて必要ありません。
早く帰れば自分の時間が取れるのでストレス発散できます。
つまり時間があれば出費が減らせると思うんです。
お金を稼ぐために長時間働いて出費も多いなら定時で帰って残業代はもらえないけど自炊できるし趣味や運動する時間もある方が良くないですか?
安定したいなら勤め先に頼るな
正社員がいいっていうのは要するに安定した生活がしたいってことですよね。
それなら確かにバイトより正社員の方が安定はしているかもしれません。
ですが先ほども言ったように勤め先がいつまでもあるなんて保証はありません。
そう考えると安定ってなんだろう?ってなりますよね。
では安定とは何か・・・自分の力をつけることではないでしょうか?
会社に左右されて生活が揺らぐようではやはり不安定です。
自分ならどこに行ってもやっていけるってなることが安定だと思います。
- 希少性のある資格を取る
- 目に見える実績を作る
- 誰よりもやったと自信を持って言える経験を積む
安定が欲しいなら勤め先に依存するのではなく自分の力をつけた方がいいです。
まとめ
では最後にまとめます。
- 正社員が絶対にいい、とは限らない
- クソ企業で働くくらいならバイトの方がマシな可能性もある
- 正社員のメリットはローンが組みやすいってだけ
- ボーナスも義務ではないからあてにしてると危ない
- 給料が低い時点で会社は従業員のことを大事に思ってない
- 勤め先がいつまでもあるなんて保証はない
- 定年まで働けるかはぶっちゃけ運
- たくさん働くから出費が増える
- 自分の時間がなくストレスが溜まるとしょうもないことにお金を使ってしまう
- 安定したいなら会社に依存するな
- 自分の力をつけることこそ安定
正社員がいいっていうのは確実な正解というわけではありません。
公務員や経営基盤が盤石な会社に勤めている正社員に限りいい、が正解です。
もちろん中小企業でも大手に引けを取らない待遇の会社もあります。
ですがそれらの優良企業なんて日本に数ある会社の中でも上位数%しかない上澄み階層の世界の話です。
日本人の平均年収は300〜400万がボリュームゾーンと言われています。
300万ならバイトを自分のペースで掛け持ちでもすれば全然いける数字です。
今は社会保険の加入要件も下がっているのでバイトでも希望すれば加入できます。
これだけみても給料も上がらない、ボーナスも出ない会社と比べた場合、バイトとさほど大差ないです。
自分のライフスタイルに合った選択をすればいいのではないでしょうか。
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