こんにちは、高確率でこの先も結婚しないだろう男、きたろうです。
友達がみな子供に金がかかるーとヒーヒー言って私の誘いを断ってくるので困ってます。(いや、そんなんじゃねえよ、お前の相手がだるいだけだよって意見はなしでお願いします)
子育てしたことないので何にそんなにお金がかかるのかが全くわかりません。
ですが、わからないながらも違和感を感じるワードもちらほら聞くんですよね。
それは何かというと、習い事です。
えっ?それいる?それほんとに子どもにとってプラス?と思うことが多々。
この習い事に対して思うことがあるので今回私の疑問を共有してみたいと思います。
今子育てしている方々に「言われてみればそうだな」くらいに気づきを提供できたら嬉しいです。
スポーツ教室
はい、まずこれです。
何が疑問かというと、体の発達の面や大人の言葉の理解力などの面から見てもさすがに早くない?と思うのです。
5歳とかそれくらいの小さな子どもに教えて身に付くものなのか?
私も小さい頃から運動を習っていました。
小学校入学と同時に柔道場に通い(親に強制的に道場にぶち込まれ)なんだかんだ今でも細々と続けています。
やる気や能力の問題もあるかもしれませんが、私は小学生時代はマジで弱かったです。
というか、強い弱い以前にお前何ができるんだよレベルでした。
技なんて何も出来ませんでしたので試合しても勝てるわけがなく負けてもヘラヘラしてましたね。
ハッキリ言って小学生時代の私に親が払った金額分柔道で成長があったかと言ったら確実になかったです。
私の体験談は悪い意味で特殊かもしれませんが、何年も習ってたのに達成感も感じず何も身についてないなんてこと全然あり得る話だと思います。
この体験が自分の可能性にふたをしてしまうトラウマになってしまうと最悪です。
これだと正直やらない方がいいのでは?と思ってしまいます。
ちなみにですが、私は中学からは真面目に取り組んでまあまあな選手くらいにはなれました。ただこれは小学生時代に積み重ねたものが花咲いた、的ないい話ではありません。中学になると先生が凶暴化するんです・・・そのため続けていれば嫌でも強くなるんです(昔はそんなおかしな時代だったんです)私の場合お金がかからない中学の部活から始めてても大して変わらなかったと思います。
塾
これが最大の出費だそうですね。
全国のパパママに聞きたいです、塾ってほんとに子どものためになると思っていますか?
私は塾なんてものが存在するせいで子どもが不幸になるんじゃないかと思っています。
まず率先して塾でレベルが高い勉強がしたいなんて言う子どもなんているんでしょうか?
私もそうでしたが多くの子どもはそもそも勉強なんてなんでしないといけないの?って思う子が大多数ではないでしょうか。
お医者さんになりたい、警察官になりたい、それと勉強することがどう繋がっているのか子どもはわかっているのでしょうか?
子どもの塾通いなんてどう考えても親のエゴにしか私には思えません。
実際子どもが勉強する理由の1位が「親が喜ぶから」と聞いたこともあります。
そんな理由で子供に勉強してもらって嬉しいのでしょうか・・・
じゃあ教育って何したらいいの?
じゃあ親は子どもに何をしたらいいのか?
なるべく子どもと一緒にいることではないでしょうか。
子どもにお金を使いたいから子どもといる時間を削って働く。
こんな人が殆どだと思いますが、私は収入を減らしてでも子どもといる時間を増やした方がいいと思っています。
簡単に言うなよコノヤローと言われてしまいそうですが、私は間違ったことは言ってないと自信を持って言えます。
お金払って勉強やスポーツを教わるのもダメとは言いませんが、親が教えたらいいのではないでしょうか。
親ができるかどうかは関係ありません、一緒に頑張るのです。
そうすることで親子の絆は深まるだろうし、何より親が教えてこそ子育てではないでしょうか。
私から言わせればお金を子どもにかけるって行為は子育てと言っていいものなのか?と疑問に思います。
これってお金を払って子育てを外注しているのではないでしょうか?
ある芸能人の子育てというのをTVで見ました
- 月曜 塾
- 火曜 水泳、空手
- 水曜 塾
- 木曜 空手、パソコン
- 金曜 水泳
木曜日は移動の車の中でお弁当食べさせて〜みたいなことをさせてるとドヤ顔で語っていました。
私はハッキリ言って馬鹿じゃないかと思いました。
これ私がまさに今言った子育てを外注してる行為ですよね。
これで子どもが立派に育ったところでそこにあなたのおかげという要素はどれくらいの割合入ってるんでしょうか。
そこまで自分にしてくれたわけだから子どもは感謝はしてくれてるでしょうが、遠くから見ているだけでどれだけ深く子どもが体験した楽しさ、苦しさを理解できているのでしょうか、怪しいところです。
私が実際に見た素晴らしいと思ったエピソードをお話しします。
子どもに柔道を習わせているお父さんがある日、自分も始めると言ってきました。
どうしたんですか?と聞くと
家で喧嘩したんですよ、お父さんだってやったことないくせにギャーギャーうるさい!と。
それは確かにそうだ、子どもがやってる事がわからないのにとやかく言うなんてそれはよくない、だから自分でもやってみます。
めちゃくちゃ素晴らしいと思いました。
本来道場は子供が対象なので大人に教えるということはしないのですが、みんなでそのお父さんを育てました。
そしてお父さんは始めて2年が経った頃に黒帯を取りました。
私はこのエピソードこそ子育てだろと心から思います。
お金ガーとか時間ガーって話じゃないんですよきっと。
このお父さんだって忙しくて1ヶ月練習来れなかった時もありました。
それでも子どもの気持ちがわかりたいからと現場仕事で疲れているのに夜8時過ぎに子どもがやってる道場の端っこで少しずつ練習して上達したんです。
この子はお父さんも頑張ってるから自分も頑張らないとと言って誰よりも練習して全国屈指の強豪高校に進学しました。
子を持つ親御さん、これが子育ての正解じゃないですか?
まとめ
では最後にまとめます。
- 子どもにお金をかけるのはいいことだけどかければいいってわけではない
- 大事なのは子どもの気持ち
- やる気がなかったらお金かけても成長しない
- 親のエゴでやらせるべきではない
- 子どもとできるだけ一緒にいることが大事
- 子どもと一緒に親も頑張る
- 子育てに金がかかるなんて言ってる親は子育てしてるか怪しい
- できることなら親が教えるべき、外注するな
- 一緒にやることで子どものことが理解できる
はい、子どもいないやつの子育て語りにお付き合いいただきありがとうございます。
古い考えかもしれませんが子供というのは地域、社会で育てるものです。
いくら家で大事に育てたって家の外で悪い人と付き合ってたら悪い人になるもんです。
非行に走る子どもは家に親がいないことが多いというのもデータにあります。
私も道場に行けば子どもから先生と言われる立場なので子どもは付き合う人や環境に染まるというのを肌で感じます。
子どもを立派に育てたいというのは全親が思うことですが、子どもの気持ちを尊重して寄り添うことが大事なことだと私は思います。
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