こんにちは、ある意味アルバイトを極めた男、きたろうです。
今回はこれから社会に出る若い人たちに向けて記事を書きます。
みなさん、アルバイトをしたことはありますか?
部活をやっていない高校生や大学に入ったタイミングで始めるのが一般的ではないでしょうか。
学生がやるアルバイトだと飲食店などの接客系の仕事が多いかと思います。
私は今回、職種問わずアルバイトを始める学生にアドバイスをしたいことがあります。
パッと聞くと「何言ってんだコイツ」と思われるかもしれませんが、私は本気でこれは意識した方が今後の人生においてもいいと思っていますので聞いていただけたら幸いです。
真面目に働いては絶対にダメ
真面目な人というと、イメージで言うといい印象があると思います。
でも世の中この真面目な人を利用してやろうと考える悪い奴がいるんです。
この悪い人、アルバイト先にもいます。
それはあなたを雇い入れた人物です。
役職でいうと「店長」「社長」という人でしょうか。
真面目ないい人は
「雇ってもらったんだ、一生懸命働くぞ!」
と、雇う側から見たら労働者の鏡と言っていいくらい素晴らしいモチベーションで働いてしまいます。
ここで使用者側は数いるアルバイトの中で言えば従いそうな従順な子に目を付けます。
その子に他の子よりも重めの負荷をかけて仕事に対する意識を強めようとしてきます。
真面目な子がそれをされると仕事の優先度が上がってしまいます。
本来なら空いた時間で小遣い稼ぎ程度にアルバイトをしようと考えていたのですが、学校以外の時間も職場が忙しかったら出勤しないと、という思考になりかねません。
そして仕事ができるようになったらリーダーのようなポジションを任されて他人(店長などの責任者)の仕事さえも押し付けられてしまいます。
こうゆう子、ほんとにどんなバイトにもいました。
- テスト前なのに人がいないからと言い閉店まで働く子
- 欠員が出たからと予定をキャンセルして出勤する子
- 勤務時間が終わったのに忙しそうだからと残業する子
ハッキリ言います。
どれもやる必要ないです!
これらは全部責任者が対応することです、一バイトの学生が自分を犠牲にしてまでやることではありません。
不真面目になろう
はい、◯◯に入る言葉は「不真面目」です。
バイト始めたての人には難題かもしれませんが、アルバイト中に不真面目を覚えておくと生きていくのが楽になります。
というより、人生で不真面目を覚える場面なんてアルバイトくらいしかないと思います。
なぜ不真面目を覚えた方がいいのか?
これは不真面目がいいというわけではありません、真面目が行き過ぎるのが危険なんです。
真面目が良くないというのは先ほど説明した通りで、この真面目を直す治療法が不真面目を目指すです。
なんやねんそれ!と思うでしょうが、言葉の通りで真面目の真逆を意識してみましょう。
私はよく上司にめんどくさそうなことを振られると「それなんで僕なんですか?」と言っていました。
言われた方はさぞムカついていたでしょうw
だいたいこうゆうのは自分の面倒を人に押し付けているものなんで断っていいんですよ。
評価が下がる?
人の仕事を増やす奴からの評価なんて下がってもなんの問題もありません。
バイト先で店長にいいように思われたってそんなにいいことは起きませんから。
ボーナスなんてもらえないしなんなら時給が上がるかだって怪しいもんです。
むしろ好かれたら面倒なことが増える可能性の方が高いかもしれません。
最低限のことはやりましょう、それ以上のことはやらなくていいと考えましょう。
- 人手が足りない → 頑張って下さい
- 欠員が出た → 頑張って下さい
- これ頼まれてくれる? → 私の仕事じゃありません
こんな感じでいきましょう。
なぜバイトを真面目に取り組んでしまうのか
先ほども軽く触れましたが、バイトなんて優先順位が上にくるものではありません。
大学生で言うなら
- 勉強
- 遊び
- サークル
- 恋
- バイト
これくらいの位置かと。
なぜこれくらいの位置なものに力をいれてしまうのか。
理由は2つあります。
1つは人によっては順位が上にくるからです。
学生の本文は勉強、とは言いますが本気で勉強を頑張っている学生なんてどれほどいるでしょうか。
ぶっちゃけかなり少ないかと思います。
遊びやサークルなんかも人によってはバイトの合間にできれば十分と考える人も多いかもしれません。
そして何より、誰だってお金が欲しいですよね。
アルバイトをすればお金がもらえる、なにそれ最高じゃん!
そう考える学生も多いかもしれません。
時代背景的にもアルバイトをがっつりやらないと生活できない人も多いですからね。
2つ目は働くと褒められるからです。
昔はバイトなんていくらでもかえがきく使い捨てのように扱われがちでした。
ですが今は変わりました。
どこも人手不足、時給上げても応募すら来ないなんてこともザラです。
今は怒鳴り散らすなんて馬鹿なことをするバイト先なんてほとんどないのではないでしょうか。
(安い賃金で働いてくれる人を使えないと怒鳴り散らしていた時代ってなんだったんだろ・・・)
なので、よほど変な人じゃない限り雇ってくれるだろうしとても大事に扱ってくれると思います。
初めてするアルバイトでは今までの生活では体験できないことがたくさん起きます。
不安や緊張の中それらを優しくサポート、褒められながらこなすので気分が良くなる人も出ます。
こうゆう人がバイト優先人間になってしまいます。
バイトなんて優先事項にするな
若い人は遊んだりするためにもお金が欲しいと思う気持ちはわかります。
ですが、それでもアルバイトに力を入れるのはお勧めしません。
これは私の経験から言えることなのですが、アルバイトを含む仕事というものはあなたの体力・思考力・時間など多くのものを奪います。
学生なら週3日、夕方に4〜5時間働くだけと軽く考えるかもしれませんが思っている以上にエネルギーを使います。
短時間とは言え働けば少なからず疲れます。
そのせいでやりたいこと、やらなきゃいけないことなどが手につかないなんてことになります。
とはいえお金がないと何もできないというのも事実ですね。
闇金ウシジマくんでも
「金が全てじゃねえ、全てに金が必要だ」
なんてセリフがありましたね。
だからこそ私は不真面目を覚えようって提案しています。
ここでいう不真面目というのは、最低限のやることだけをやってなるべく疲れないように働く意識をしましょうという意味です。
忙しいからとバタバタ走り回るようなことはしないでちゃんと働いている風に見えるように楽に働くくらいがいいかもしれません。
まとめ
では最後にまとめます。
- 真面目に働くと雇う側にいいように使われる
- アルバイトで不真面目を覚えるべき
- 不真面目がいいのではなく真面目すぎがダメ
- 自分がやる業務じゃないと感じたらなんで自分がやるべきなのか聞いてみる
- 面倒ごとを関係ない人に押し付けようとしていたらハッキリ断る
- 学生ならバイトの優先順位は下にすべき
- バイトは少なからず体力などを奪う
- やるべきこと、やらなきゃいけないことなどに影響が出る
- 疲れないように最低限やることをやってる風に見せる術を覚えよう
今日の話は学生さん、特に真面目な性格の人に伝えたい内容です。
真面目っていいことではありませんからね。
バイトではなく就職して会社勤めになってこいつ真面目だ、言えばなんでもやってくれるぞって思われたらアウトです。
そもそも真面目なんてものは評価されません、利益・成果を上げた人が評価されます。
アルバイトをしているうちに真面目を治しましょう。
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