こんにちは、先の人生のことを全く考えない男、きたろうです。
みなさん、老後が心配ですか?
結論を先に言うと、考えてもしょうがないです。
老後の生活に2千万円は必要だとか会社に頼らず自分で資産形成をしましょうと国が政策をしたりしていますね。
お金に関しては会社に頼らないで自分でなんとかしなさいというのはいいことだと思います。
やはり多くの人がお金の心配をしているようです。
会社員でしたら定年が来たら会社を辞めないといけません。
年金だって今の若い人はもらえるかもわかりませんね。
なのでお金の心配が真っ先に思い浮かぶ気持ちはわからなくはないです。
今回は介護の経験がある私の視点をお話ししたいと思います。
お金があれば大丈夫、ではない
老後を生きるためにたくさん貯金があれば万事OK!
とはなりません。
なぜならお金の心配は年齢関係なく生きてる限り付きまとうものだからです。
この悩みを解決させるには「貯金」ではなく「定期的に入ってくるお金」です。
会社員でいうところの給料ですね。
貯金だけですとどんどん減っていってしまうので心配はむしろ増えていくと思われます。
そうではなく使ってもまた入ってくるというお金がその悩みを解決してくれます。
なので、老後お金の心配がある人は貯金より何もしなくてもお金が入ってくる仕組みを作りましょう。
大事なのは健康
老後に大事なもの、それは健康です!
間違いなくこれです、圧倒的にこれです。
遊ぶ、旅行する、人と会う、これらの楽しい行動は健康が土台にあって可能な行為です。
なので、貯金なんかよりも若い今のうちから老後にも動き回れる体作りを心がける方が絶対にいいです。
健康は多少なら意識すればよくはできますが、一度病気などになってしまったら一生付き合わないといけなくなる可能性もあります。
- お酒は週末だけ
- 毎日少しでも歩くことを意識してみる
- 食べすぎない
これくらいは今から意識してみるといいと思います。
老後なんてどうなるかわからない
私は今38歳なので老後(ここでは70歳くらいにしましょう)まであと20年以上あります。
自分が今後どうなるか、そんなことわかりません。
交通事故で体に障害が残る体になるかもしれません、癌がみつかるかもしれません。
実際私は30歳の頃車で接触事故に遭い3ヶ月自宅療養で寝たきりになりました。
そんなに大きな事故ではありませんでした、ぶつけられたその車をそのまま運転して会社に帰ったくらいです。
ですが翌日朝起きたら強烈な痛みに襲われベットから動けなくなりました。
この3ヶ月は毎日がとても不安でした。
これ回復するのか?回復しなかったら俺どうなるの?まだ人生折り返しにも来てないよ?
幸い時間はかかりましたが日常生活が普通に送れるようにはなりましたが腰が弱くなった感じがあります。
中腰や硬い椅子に座っていると腰がすぐに痛くなってしまうようになってしまいました。
このように人生なんていつ何が起きるかなんてわからないのです。
そんなわからないことを気にしてもしょうがないのです。
だったら今できる楽しいことをやった方が絶対にいいです。
今老後のためにできることは何か?
今を全力で生きて楽しく過ごしてください。
若い人は年金なんてもらえない
はい、みんなうっすら思っていることですね。
仕組みを知らない人のためにざっくり説明します。
年金は今払ってるお金は今の高齢者に使われます。
極端にいうと若者が高齢者にお金をあげているってことですね。
自分で払ったお金が将来の自分の年金ではないのです。
ってことはですよ?
若い人たちが払ってくれないと年金は減る、もしくはもらえないんです。
では何をもってして今の若者は年金がもらえないと言っているのか?
今日本では若い人が恐ろしい勢いで減っているのです。
若い人が減って高齢者が増えていく(少子高齢化ってやつですね)
近年の日本人の人口は一年で80万人も減っているそうです。
80万人って地方の県の総人口くらいの数ですからね。
年々こんな勢いで人口が減って行ってるわけですから恐ろしいですね。
そして今いる人たちが徐々に払う側からもらう側に移行していく。
つまり払う人が減りもらう人が増えているのです。
子どもでも理解が出来る簡単な話です。
年金にはこれ以外にも様々なメリット、デメリットがありますが、私が今の若者が老後にもらえる可能性は低いというのはこれが理由です。
お金がある老人はどうなるか?
これは私が介護の現場で見てきたお話をします。
結論から言うと、健康でないお金を持っている高齢者は幸福度が高そうには見えませんでした。
一つずつ解説します。
結局お金の心配をしている
会社をやっていて息子さんに継承させたおじいさんがいました。
その息子さんは毎日お見舞いに来ていました。
心配だから顔を出していた、わけではなく会社の状況を毎日報告しに来ている様子でした。
私は「会社はもう息子さんに任せたんじゃないんですか?」と質問をしたら「任せたけど心配なんだよ、ちゃんとやれてるのか、私がアドバイスした方がいいだろうって」
いやそれ任せてないやん・・・
お金の心配はなさそうな人でしたが引退しても仕事のことを考えているというのはお金に縛られているという印象を受けましたね。
まあそれが幸せならいいのですが。
家族に取られる
殺人事件が起きるドラマにありそうな場面を見たことがあります。
料金が高い個室にいたお婆さんがいたのですが、その人にも毎日お見舞いが来ていました。
そこで私は「毎日お見舞いに来てもらえるなんていいですね」と言ったところ、「私にいい印象を持ってもらいたいってアピールをしに来ているのよ」と返されました。
どうやらそのおばあさんはかなりなお金を持っていたようです。
流石に遺産欲しさに好かれようなんてのは考えすぎでしょう?
と思っていたのですが、ある時お見舞いに来た40代くらいの女性から「ここには私以外にもお見舞いに来る人はいますか?」と質問され、私が「はい、毎日誰かしらお見舞いに来ていますよ」と答えたら「どんな人が来てますか?他の人はどれくらいに頻度でここに来ますか?」などと質問攻めに合いました。
そのおばあさんは人がたくさん来ているのに楽しそうではありませんでした。
お金の話なので立場上深くは聞かなかったですが、お金が原因で幸せになれていないということだけは見てわかりました。
仕事人生に後悔している
お金を稼ぐためには人一倍仕事に多くのものを費やす必要があります。
それができてお金をたくさん手にできたのならよかったじゃん、良い人生じゃん、と底辺人間の私は思うのですがどうやら違うようです。
「死ぬ瞬間の5つの後悔」という本にもあるのですが、多くの人は働き過ぎたことを後悔します。
仕事はもちろん大事です、でもやはり一番大事ではないのです。
これも多くの人は頭では理解していると思うのですが、それでも仕事を頑張ってしまうんですね。
私もこの話を知っていたのでお金がありそうな人に興味本位で質問しました。
様々な意見を聞きましたが「仕事に人生を費やして満足、後悔なんてない」と言う人は一人もいませんでした。
お金はあるに越したことはないし最新の調査だとお金をあればあるだけ幸福度が上がるというデータもあります。
それでもやはりどこかで仕事はセーブして違うことにも時間を使うというのが良いのではないでしょうか。
ちなみに先ほど触れた5つの後悔というのは
- もっと自分のために生きればよかった
- そんなに一生懸命働かなくてもよかった
- もっと自分の感情を表に出すべきだった
- もっと自分を幸せにしてあげるべきだった
- もっと友人と連絡を取り合っていればよかった
です、先人の後悔を聞き入れて後悔を減らしましょう。
まとめ
では最後にまとめます。
- 若いうちから老後の心配なんてしてもしょうがない
- お金より健康が大事
- お金もあれば安心というわけではない
- お金の心配を解決するのは「貯金」ではなく「定期収入」
- 先のこと考えるより今やりたいことをやる
- 仕事に人生費やすと後悔する
- 年金なんて若い人はもらえない
- お金がある高齢者もお金が原因で幸福度が低い
若者よ、先なんて考えるな。
考えるなら将来の生活なんてつまらないことではなく今できる楽しいことを考えよう。
どうなるかわからない未来に備えて今を我慢するなんて愚かだ。
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