こんにちは、お金に愛されない男、きたろうです。
みなさん、仕事で満足いく給料をもらえていますか?
日本人の賃金は30年も上がってないそうですね。
上がってないうえに税金や保険料などが上がっていますから体感的には昔より貧しくなったと感じる人も多いのではないでしょうか?
今は企業も副業を認めていたり国もNISAなどを活用して投資をして将来に備えましょうと言っていますね。
それ位今の時代を生きる人たちはお金に関する悩み、心配が大きいです。
こんな時、普通の人は「給料を増やす方法」「個人で稼ぐ方法」「投資や資産運用の方法」と言った話をしてみなさんのお金を増やしてあげよう!と言った話をすると思います。
ですが、私はここで真逆の提案をします。
もうさ、お金稼ぎ頑張るのやめない?
大丈夫ですよ、私まともですよw
私の体験や周りを見て思ったこと(少ないサンプル数ではありますが)を基にお話をしたいと思います。
- 社会人は一生懸命仕事をしないといけないと思っている人
- 普通に会社員やってれば自然と給料が上がっていくものだと思っている人
- 社会人はプライベートも犠牲にして仕事を第一優先にしないといけないと思っている人
給料は上がらない
まずはこれですね。
日本人の所得は30年も横ばいだそうですね。
私も給料が上がったという経験はありません、なんなら下がったことは何回もありましたw
一番の理由はお金がなくてあげられないということではないでしょうか。
これも細かくいうと
- 会社が本当にギリギリで上げることができない
- 上げてしまったら今後やっていけるかわからないから上げることに躊躇してしまう
- 業績など関係なくそもそも従業員の給料を上げる気なんか最初からない
- 何故か上げてくれと言わない
こんな感じではないでしょうか?
これが上がらない原因だとしたら、いくら自分が頑張っても給料上がりません。
これらは自分の頑張りでなんとか変えられるという話ではないので。
個人で仕事をしている人なら話は変わってきますが会社員だと自分がちょっと頑張ったくらいでは上げてもらうのは難しいです。
なぜならあなた一人が頑張っても他の人が足を引っ張っているかもしれないからです。
それだとプラマイ0ですよね。
つまり会社員で給料を上げてもらうためにはこれら多くの問題をクリアにして社長がこれなら上げても大丈夫だと判断してもらえるくらいにならないといけないのです。
なかなかハードル高いですよね?
これが会社員の給料が上がらない理由です。
スキルアップをして収入アップを目指す
これも今よく聞く言葉ですね。
スキルアップを目指す、これ自体はとても良いことです、どんどんやりましょう。
ですが、一点確認して欲しいことがあります。
それは、今あなたが勤めている会社はスキルアップをしたらちゃんと給料が上がるシステムになっていますか?
そもそもスキルアップというぼんやりとした言葉だけがよく耳に入ってきますが、なにをもってして自分はレベルアップをしたと言えるのでしょうか?
何か資格を取るといったことなら目に見えてわかるのでいいですが、それ以外だと正直レベルアップしたかというのはわかりづらいのではないでしょうか?
それともう一つ、スキルアップと言いつつ仕事量も上がるとなるとこれも意味がないと思います。
例として私が昔働いていた運送会社の話をします。
会社側は運転手にはなるべく大型免許を取って欲しいと思っていました。
その会社で大型免許を持っている人は約20人いる中で2人しかいませんでした。
この2人は入った時点で元々大型免許を持っていた人でしたので、会社に入ってから大型免許を取った人はいませんでした。
もちろん大型免許を取って大きなトラックを運転した方が給料は増えます。
ですが誰もやりたがらなかったのです。
その理由は
- 増えると言っても2万円くらい
- 仕事が大幅に大変になる
- 免許取得費用は自分負担
要するに労力に対するリターンが割に合わないんです。
このようになってしまってはせっかく身につけた資格やスキルも台無しですね。
スキルアップを目指す場合はその取得したいスキルが明確に活かせるか、給与アップにつながるかどうかを確認しましょう。
そもそも給料が上がるシステムがない
これもひょっとしたら多いのではないでしょうか?
社会に出たての若い人なんかは一生懸命仕事して結果を出して給料を上げようと頑張る人が多いと思います。
私も若い頃は今と違い真面目で一生懸命働いていました。
上司に言われたことはなんでも「はい!」と言い仕事に取り組む姿勢をアピールしていました。
こうすることで評価され職場での待遇などが上がるものなんだと思っていたからです。
そのため私は休みが欲しいと思っても我慢しましたしやりたくないこともやってきました。
そんな生活を3年やって4年目に入るくらいの時にふと思いました。
俺いつ評価されるんだ?
会社からすればまだたった3年かもしれませんが、この辺りで今後自分がどうなるのか気になってきました。
ガムシャラにやっていたから気が付かなかったですが、おかしいなと思う点が目につくようになりました。
- 給料が上がってない
- 夜勤とかやってるけど手当とかあるのか?
- 休みとか有給とかどうなってるんだ?
当時若かったので社会の仕組みなどなにも知らなかったため、自分が今置かれている現状がわからなかったんです。
それを外部の人に相談したところ、自分の職場がだいぶおかしいことを知りました。
一生懸命頑張れば評価される
これ間違いでした。
何でもかんでもはいはい言ってやってたら「あいつ言えばなんでもやるわ」と利用されるんです。
もちろん全ての会社がそうとは言いません。
ですが、何年も働いて入社当初と待遇が何も変わってない会社はそもそも頑張れば報われるというシステムがない可能性が高いと思います。
そうなった瞬間やる気もなくなり会社に行きたくないと思うようになりました。
給料は働く場所で決まる
給料というのは自分の能力で決まると思ってる人もいるかと思います。
これは違います。
給料は勤め先の規模、財務状況、企業文化で決まります。
わかりやすい例を出すなら世間で大企業と言われている会社ですね。
大企業というのは世間から見られてるパブリックカンパニーなのでちゃんとしてます。
従業員がたくさんいるというのはちゃんと評価する制度があり社員が不満がなく働けている証拠です。
給料も組合などがちゃんとあり決算を参考に毎年春闘で賃上げを要求できるからちゃんと上がります。
このような仕組みがちゃんとしてる会社が給料が上がる会社です。
逆にそもそも給料が上がる仕組みがない会社というのもあります。
そんな会社でいくら頑張っても無駄です。
給料をあげたいと思うのならちゃんと給料が上がる仕組みがある会社で働く必要があります。
これはどうやって調べればいいのか?
自分の数年先輩を見てください。
先輩というのは未来の自分です。
- 先輩がどんな仕事をしているのか?
- 身だしなみはちゃんとしているか?
- 会話をしてみてそれとなく推測してみる(住んでる場所とか)
これらの方法で予想はできるはずです、なんならストレートに「給料上がってますか?」時いてもいいかもしれません。
身内ですしね、それでモチベーションが上がってくれるなら教えてもいいかと思ってくれるかもしれません。
私がみてきた給料が上がらない会社の特徴もお教えします。
- 遅刻が多い
- 身だしなみができてない
- 目が死んでる
- 長く働いている従業員がいない
これ本当にどこもこうでした・・・
底辺零細企業には服とか靴とか穴空いてるのに気にしない人とかむしろ普通でしたw
こんな人がいる会社は希望なしです。
じゃあどうしたらいいか
ではここから給料が上がらないならどうしたらいいかを解説します。
諦めて適当に仕事をこなす
私もそうですが、能力が低い人間なんてどこに行っても待遇なんて変わらないです。
それなら諦めてのんびり適当に働くというのもありだと私は思います。
これは決して悪い意味で言ってません。
むしろこの考えを全労働者にもっと理解してもらいたいと思ってるくらいです。
日本で大人になると社会の風潮的に仕事が一番と思ってしまいます。
これがもう間違いです。
たいして楽しくもない仕事を低賃金で一生懸命やるのが大人、社会人のあるべき姿?
んなわけあるか
そんなつまらないことにエネルギーを費やすのもったいないですよ。
そのエネルギーもっと自分に使いましょうよ。
つまり、諦めようというのは仕事なんかに力を使うのではなく、仕事なんか適当にこなして自分の人生を楽しむことに力を入れましょうという意味です。
お金は少ないかもしれませんがそれでも人生を充実させられるはずです。
- 節約がてら時間かけて自炊して料理を楽しむ
- 定時で上がってジムに行って身体を鍛える
- 学生みたいに友達の家に集まってみんなでゲームしたりする
個人的には残業なんかしないでこうやって過ごす方が人生楽しいと思います。
自分で稼ぐ
今流行りの副業ですね。
会社なんてあてにしないで自分で稼ぐ、これもありです。
会社のやらされ仕事だとやる気が出ませんが自分の意思でやる仕事は楽しいしやりがいもあります。
わざわざ勉強せずとも自分の得意な分野でお金が稼げるかもしれませんから試してみる価値はあると思います。
私もネットで探しましたが本当に色々あります。
- プラモデルを代わりに作る
- 犬の散歩の代行
- 料理の試食
これが仕事になるなんて面白い世の中になったなと私は思いますw
趣味に生きる
今の若い人だとこんな考えの人も増えてきた印象があります。
私の周りだけかもしれないのですが、私の周りにいる若い人は「嫌なことはやりたくない」とはっきり言います。
私の職場に旅行が大好きな大卒の男がいるのですが、「就職したら長期の旅行なんて絶対にできないじゃん、そんなの嫌だ!」と言いガッツリ働いてお金が貯まったら世界に旅立つという生活を繰り返しています。
こんな生き方、私は全然アリだと思います。
ちゃんと就職した方がいいよ、なんてかけらも思いません。
就職したら幸せになれる保証なんてありませんからね、むしろ日本人労働者の労働意欲、幸福度の低さを見たら議論するまでもありません。
古い考えの人から見れば彼の生き方は「社会を舐めてる」などと見えるかもしれませんが私には「人生を謳歌している」と見えます。
他人にどう思われるなんてことはもちろん気にする必要はないので他人に迷惑かけないで好きにやりたいことをやって生きるのが私個人的にはベストだと思います。
もちろん趣味なんかなくたっていいと思います。
定時で仕事から帰ってきて酒飲みながらテレビ見てグダグダしてるのだって全然ありです。
何か生産的なことをしようよと言ってくる人がいるかもしれませんが、そんな言葉は無視しましょう。
まとめ
では最後に要点をまとめます。
- 給料は上がるシステムがない会社では上がらない
- 会社側からしても給料を上げるのは簡単じゃない
- 一生懸命頑張るのはちゃんと評価されるシステムがあるか確認してから
- 先輩を見れば会社がちゃんとしてるかがわかる
- 仕事第一という考えがそもそもおかしい
- 給料が全てじゃない
- 趣味や自分の好きなことに力を入れる生き方
- 稼ぎたいなら会社に頼らず個人でやる
仕事、給料というのは人生の幸福度にとても影響が大きい項目です。
ですがこれが悪いからと言って人生終わりというわけでもありません。
仕事ではなく自分を軸にどうしたいかを考えましょう。
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